職業訓練を終えて
3月末に職業訓練を修了しました。
訓練中も定期的に振り返りの意味も込めて、ブログをアップする予定でしたが、思いのほか、勉強と日々の日常が忙しく、毎日PCは触っているのにもかかわらず、まったく余裕がありませんでした。
さて、訓練に通う当初の目的ですが、
社会生活に戻る前に、人とのコミュニケーションに慣れる
ブランク期間が長かったため、何か身になる知識をつけたかった
この2点です。
結論としては、PCスキルについては現時点(2022.4.15現在)では資格取得には至っていませんが(受験料が高いので単純に金銭的に渋っているだけ。模擬試験などは解いている)十分、基礎的なスキルは身についたと思います。
PC自体は前職でも使っていましたが、フォーマットに打ち込むだけ、簡単な表や文書を作るくらいで完全に自己流でした。
大学時代が一番使っていたレベルなので、「なんだ、もっと早く知っていれば良かったなぁ」と思うことばかりでした。
2か月でWordとExcelの教科書を合わせて6冊、問題集を2冊こなしたのは良い経験となりました。
今や、リビングのテーブルには常にノートパソコンが置いてある状態で(この記事もPCでタイピングしています)暇さえあれば、個人的に買ったWordやExcelの別の問題集を解いているくらいです。
もう一つの目的、「コミュニケーションに慣れる」についてですが、訓練開始当初は、
「職業訓練なのだし、まじめに真剣に勉強するために通うんだから、交流も最小限でいいだろう」
と思っていました。
でも、始まってみると20人弱の訓練生は、ほぼおばちゃん…
男性は3人。
若者(ここでは20~30代とします)は見た目の判断ですが、恐らく私含めて3人いたかどうか…
つまり、パワーバランスが完全におばちゃんなわけです。
隣のおばちゃんに至っては、マスク外して喋ってくるし、咳はしょっちゅうしているし…
初めのうちはそういったことにもかなりナーバスになっていて、講師の先生になんとかしてくれ、と頼んだこともありました…
それでもお構いなく話しかけられ、かつ、私のPCスキルが訓練生の中でも抜けていた(できない方だと思っていたが、下には下がいた)ようで、質問をされるようになったり、とにかく無口を貫くのは不可能と悟り、それからは、自分から話しかけることはほぼないにしろ、話しかけられたら普通に喋る、という方針に変えました。
この歳になって言うのもアレですが、人見知りであまり自分から話しかけたり、スマートに会話の輪に入ったりすることができないので、おばちゃんは無意識なんだと思いますが、話しかけてくれたのは助かりました。
退職してからというもの、会話をするのはほぼ身内、たまに病院の先生、というなんとも行動範囲が狭く生きてきたので、「無職で訓練してる」という共通点だけでつながった見知らぬ他人とやっていけるのか不安でしたが、思いのほか、やってみたら平気でまだ自分も頑張れるんだなと感じました。
あとは平日は訓練があったので強制的に早起きしなければならず、生活習慣の面でも変化がありました。
訓練開始当初はちゃんと早寝早起きして規則正しい生活を維持しようと思っていましたが、慣れてくると起きる時間も段々とギリギリの時間を攻めるようになり…まぁちゃんと行っていたのでよしとしましょう。
寝る時間が未だに2時を回ってしまうのが目下の悩みです…
深夜のダラダラタイムが最高なんですよね…寝れないのではなく、寝ない。
訓練修了にあたり、Word、Excelそれぞれ修了試験なるものがありました。
といっても、資格試験の練習問題があってそれを合格基準点以上取る、というもので別に下回ってもお咎めはありません。
その試験も無事に2つとも満点で修了できました。
本来ならこれで訓練は終わりなのですが、運よく今はPowerPointの授業に通っています。
その話はまた次の機会に。
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